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ハワイ旅物語

最終修正日:1997年9月3日

旅行記ハワイ良いとこ一度はおいで(1)
ハワイ良いとこ一度はおいで(2)
旅情報

(1)

睡魔が待つ地

ハワイは結構遠い。

ホノルルまでも遠いが、マウイ島はさらにアロハ航空を乗り継いで行かなければならない。風の音とプロペラ音がうるさい小型飛行機で、約1時間程度。

夕方日本を発ち、ホノルルに着くのは同日の朝、マウイについてもまだ同じ日の午前中なのだ。

日付変更線を越えると1日がとてつもなく長くなる。パック旅行では、到着後に半日観光がついているが、これはかなりしんどい。今回はフリーなので、コンドミニアムにチェックインしてすぐお昼寝体勢に入った。予定では観光するつもりだったのだが、どうにも眠くてしかたない。


おお、南国の地よ(マウイ島編)

お昼寝後、みんなでつれだって散策に出かける。近くにホエラーズ・ビレッジ(クジラに関する博物館)があるのだ。買い出しもしなければならない。コンドミニアムの外は、絵に描いたような「南国リゾート」の地であった。空は青く\(^O^)/、太陽は輝き\(^O^)/、芝は緑色\(^O^)/。のんびりとした雰囲気。

ちょっとした誤算はこの辺には自炊のできる食料を買える店がないということだったS


ハレアカラ山日の出ツアー

深夜2:30にツアー・バスに乗らなければならない。アメリカ本土だったら「とんでもない行為」といわれそうだが、2:30a.m.に女3人暗い道ばたでバスを待った。

治安の不安はなかったが、はたしてバスが来てくれるのか......?ピックアップの時間を過ぎてもなかなかバスがやってこない。ちょうどパトロールにやってきたパトカーを止めた。お巡りさんに聞いてどうにかなるものかわからないが、事情を説明すると「大丈夫だから待ってなさい」と言われた。30分以上待って、やっとバスがきた。

さすがに眠い。ガイド氏がのべつまくなしでしゃべるし、マイクのボリュームも大きいので、眠るわけにもいかない。しかたなくガイド氏の口元を観察すると、まぁよく舌が回るものである。生き物みたい。英語は「聞けないと話せない」と言われるが、ガイド氏を見ていると「聞けても舌が回らないわ」と思うことしきり。そもそも日本語はあまり口を開閉しなくてもしゃべれるし、舌もそれほど動かさなくてもよい。そういう言語の下で育った日本人には「まず舌の訓練もいる」と私は思った。

さて、そうこうするうちに山頂についた。この山は信仰の対象になっており、信者は無料で入れるが、一般の人は有料となる。山頂の寒さがどれくらいかわからなかったので、とりあえずホテルのバスタオルを持っていったが、とんでもなく寒い。どうせ持ってくるなら毛布を持ってくれば良かった。ここでしばらく日の出を待たなければならない。寒い! じっとしていられないくらい寒い。

やっと地平線(と言ってよいのか? 実際は雲平線なんだけど)に一筋のオレンジの線。オレンジの線が徐々に太くなり、爪の先のような丸みをおび、太陽が姿を現す。雲の色もあかるくなる。だんだん暖かくなってきたよー!(歓喜の声)


hawaii3.jpgハレアカラの日の出


モロキニ島クルーズ

モロキニ島は三日月の形をした小さい島で、マウイ島の近くにある。そこに行く現地ツアーに参加した。以前オーストラリアでもこういうクルーズ船に乗ったが、船酔いしてしまい大変だった。今回は乗る前に酔い止めも飲み、酔わないように目線を海の遠くにやる。近くの波間を見ていると酔いやすいのだ。

船は釣竿をしかけ、つれた魚をスタッフが解説してくれる。ハワイに来るとよくレストランで出されるのが、「マヒマヒ」という白身の魚である。マヒマヒもつれた。体の真ん中に黄色い線の入った魚だ。日本人のスタッフが魚をさばいて刺身にしてくれた。つれたばかりの魚の身がどんなに弾力があるか初めて知った。

やっと船はモロキニ島に着く。島には上陸せず、船と島の間の海でシュノーケルを楽しむのだ。水深はかなり深い。シュノーケルとフィンとライフジャケットをつけ、いざさっそうと波間へダイブ! と書きたいところだが、あまり泳げない私は、船の手すりをつたわって恐る恐る海へ入る。

エサをやるとあっという間に魚が寄ってくる。けっこう波があるので、シュノーケルから海水が入ってきて苦しい。海に入った途端、「助けてーー!」とSOSを出す人もいた(私じゃありませんよ!)。海水が入ってきたらプッと息を吐いてシュノーケルから水を外に出せといわれたのだが、なかなか全部は出せない。いったん船に戻ろうとするが、海流がこちらに向かって流れているので、なかなかたどりつけない。「もう戻れないんじゃないか」と、少なくとも3回は考えたところで、やっと船の手すりにかじりついた。

あまり泳げない者にとって足のつかないところは恐怖である。ひと休みしてからまた海へ入ったが、戻るのが大変なので今度はあまり遠くへ行かないことにした。


hawaii2.jpgクルーズの途中
抱えているのはマヒマヒという魚
白身でおいしい


マウイのコンドミニアム

2ベッドルームというコンドを予約していたが、待っていたのは予想をはるかに超えた広い部屋だった。「このキッチン、4畳半はあるな。ダイニングも6畳くらいはある。リビングは、うーん、もしかして20畳くらいある?」

メインベッドルームのベッドは、横方向に前転できるくらい広い。キングサイズというのだろうか。大人3人でも寝れそうだ。セカンドルームのベッドはセミダブルくらいであった。リビングのソファーは引き出してベッドにできるようになっている。かなりの人数でも泊まれるだろう。チェックインしたときは、あまりの豪華さに皆満足の溜息をもらした。プールやジャグジーもそなわっている。

悲劇はその日の夕方起こった。

メインベッドルームからバスルームの間に、荷物をおける一角があるのだが、そこのカーペットがぬれているのである。あれれ? フロントへ連絡をして人をよこしてもらったが、すぐにはどうこうできないらしい。部屋を替わることはもちろんできたが、すでに荷開きしていた私たちは、「どうせ2晩だし」と考えそこにいつづけることにした。

しかし、時間とともに、ますます浸水はひどくなった。メインベッドルームは毛足の長い絨毯をしいてあり、水に濡れると悲惨になる。歩くとジュクジュク。気持ち悪さはひとしおだ。浸水は荷物置き場とメインベッドルームだけで、他の部屋にはとりあえず被害はなかった。「こんな大きいベッドで寝るのが夢だったの」と言って、メインルームを確保した私が、浸水の被害に一番泣いた。めんどうがらずに部屋を替わればよかった。

[1] []


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