Lunatic Cafe

1日目:9/17(土)

リムジンバスで

リムジンバスで成田空港に向かった。
いつもは事前にスーツケースを空港に送って、電車で身軽に移動するんだけど、ハッと気づくと宅配する時間がなかったのだ。
それどころか荷造りする時間もなくて、当日の朝にスーツケースに詰めて、タクシーでリムジンバス乗り場に向かった。荷造りに3時間かかった。

連休の初日ということで、空港に着くのは遅れるかもという車内放送がある。
しかし、予想の反してバスは早く到着した。フライトの2時間半前。

エアカナダのカウンターを探してターミナル内を歩いていると、ずらっと並んだ行列。ひょっとしてここか。エアラインの名前を確認しようと近寄ったときに、カウンター近くの貼り紙に気づく。

「本日のフライトは3時間半の遅れで、夜9時10分を予定しております。」

夜9時20分。とっさに頭の中で意味をなさなかった。今何時だっけ? 昼の3時だ。
えーーー、夜の9時まで飛ばない?
案内していた地上係員に、これが定かに「トロント行き」の「私の便」のdelayなのかを確かめる。

それは間違いなく、私の便のdelayだった。

やっと到着したけれど

エアカナダそれからは長い長い。なにせ時計半周分の待ちだ。エアカナダからはお詫びに1000円券が出されたけど、半周分をすごすには安すぎる。

荷造りのために食事をする時間がなかったので、腹ごしらえ。それからクレジット会社のラウンジに移動して、パソコンを借りて今夜のホテルのメールアドレスを調べ、「到着が3.5時間遅れます」と連絡した。
3.5時間で本当にすむのかなーとは内心思っていたけど、それは言わない約束よおとっつあん。なんて。

出発前からすっかり疲れてしまったため、機内ではほとんど寝て過ごした。おかげで到着まで早かった。

機内食
機内食。左が1回目、右が3回目。この間に軽食が出て、おそらくラーメン+サンドイッチだったと思われるが、私は寝ていたのでサンドイッチだけがテーブルにおかれていた。

トロント空港に着くと、入国審査を経て(遠い!)、バゲージ・クレームに向かった。
荷物はもう出始めていて、スーツケースがクルクル回っている。どんどん荷物が出てきては、自分のスーツケースを引き取って離れていく乗客達。
早く出てこないかなー。みんなの顔がそう語っている。

ところが、第1弾の荷物が出たところで、ぴたりと追加がなくなった。いつまで経っても出てこない。
グルグル回る、引き取り手のないスーツケース。
ネタが干からびた回転寿司がみたいにずーっとずーっと回っている。
添乗員らしき人が、ツアー参加者に「荷物を受け取られた方は、(出てきていない人もいるので)もう少々お待ち下さい」と言っているのが聞こえた。

遅い。
そのうち「今、エアカナダに聞いてみたんですけど・・・」と言って回っている声も聞こえてくる。
遅い。
でもこんなにたくさんの人の荷物がロスバゲってありうる? しかも直行便だよ。
でも待っても待っても出てこなかった。そして、いよいよどこかの添乗員が、お客さんのクレームタグを貼った搭乗券を集め出した。

ロスバゲ?しかも行きで!?と思ったところで、あれ? クレームタグってどこに貼られたんだっけ。見た覚えがない。
搭乗券を見る。貼ってない。
荷物を預ける時に差し出したE-チケットのitineraryも見る。貼ってない。
そんな!荷物を預かってクレームタグを貼り忘れることがありうるんだろうか。
それに、ロスバゲのときにクレームタグがなくて、「私の荷物どこ?」って分かるんだろうか。

冷や汗たらり。

荷物は出てこない。

言うだけ言ってみるしかないと、エアカナダのカウンターに向かう。

カウンターには何人かの人が列を作っていて、私の二人前のドイツ人は無くなった荷物をカウンターで発見していた。3時何分に着いたとか言っていたので、見つかるまでにどれだけ待ったのか。そして一人手前は日本人だったようで、エアカナダの職員が彼らの顔を見たところで、

「Naritaからの荷物は今出てくるところです」

と言った。
よかった! これで番号の分からない荷物の請求をしないですんだ。おそらく無理だっただろう。出てくるとしても、半年後とか。
ホテルに電話して、再度「遅れます」と伝える。
ようやく荷物が出てきた。
ランディングから1時間半後のことだった。

ところがトラブルはこれでは終わらなかったんだな。

結局クレームタグはどうだったのかというと、ホテルにチェックインしてから気づいたんだけど
クレームタグ
ありました。貼られていたのは、成田空港のターミナル案内のペラ紙。なぜこんな場所に?! 気づかずにこの紙を捨ててしまう人がいても、おかしくないと思うんだけど。


シェラトンへ

ようやく荷物を持ってゲートを出ると、やることはお金の引き出し。ここで今後トロント空港にいらっしゃる皆様のためのご注意:

  1. トロント空港のATMは、ボタンをフン!と押さないと反応しません。日本のように軽くタッチでは認識しませんよ。
  2. トロント空港のATMは、お金を引き出すのに2ドルの手数料を取られます。(2011.9現在)

空港のATMで手数料を取られたのは初めてだぜよ〜 でも、両替所は1ドルが100円近い超悪レートだったので、とにかく下ろせて良かった。

こうしてカナダドルを手にして、本日のお宿シェラトンに向かった。シェラトンといっても街中にある方じゃなく、シェラトン・ゲートウェイホテルイントロント・インターナショナルエアポート(Sheraton Gateway Hotel Toronto Airport)という長い名前の方。ここは空港内にあるホテルなので、乗り継ぎしかしないような時に便利なのだ。

ホテルはターミナル3につながっているので、着陸したターミナル1から列車で移動する。列車はターミナル間をつなぐ無料の列車で、ターミナル3まではすぐだ。列車を降りると、そのままホテルに入れるようになっている。

特にトラブルもなく無事チェックインしたが、シェラトンなのにポーターがいなかったのが残念だった。チップを払うために、お金をおろした後に小さなお買い物までして小銭を作ったのに〜

シェラトン客室トロント空港
(左)シェラトン・ホテルの客室、(右)客室の窓から見えるトロント空港

明日は遅くても8時にはチェックアウトしなくちゃならないので、スーツケースから取り出す荷物はなるべく少なく、写真を撮って、風呂入って、歯を磨いて、目覚ましをトリプルでかけて、寝たのは0:30だった。はぁ〜、長い1日だった。初日終了。

ウーイー、ウーイー、ウーイー、ウーイー、ウーイーーーー

何この音?もう朝? 客室にある目覚ましが鳴っているんだろうか? 
大音量だ。すぐに止めないと、周りの部屋に大迷惑になるような。
ベッドから飛び降りると、目覚ましを手に取る。目覚ましからは音が出ていないようなんだけど、現に部屋中に鳴り響いている。どうやって止めたらいいんだろう? 目覚ましは一時停止らしきボタンはあるものの、アラームの設定を解除するボタンは見あたらない。
それとも、空調のコントローラーのあたりにあるのだろうか?
ない。どーしよう!?

アラームを止めようと部屋をウロウロしていると、やがて館内放送が流れた。
ああん、なんだかよく聞こえない。
またアラーム再開する。
アラームが一時停止すると、また館内放送。
どうやらアラームが流れているのは私の部屋だけじゃないようだ。こっそり廊下を覗くと、他の部屋のお客さんも廊下に出たりドアを開けていた。そしてようやく放送が理解できたのだが、

「Fire department(unitとか別の単語だったかも)が、何が問題かチェックしています。お客様はお部屋で待機してください」

ってな感じ。つまり、これって火災報知器が鳴っているの? それで、何が問題かって、どこかで火災が起こっているのか、報知器のアラームシステムに問題があるのかわかんないけど、それを調べている間中この警報は鳴り続けるようだ。ときどき途切れて同じ館内放送が流れる。

時間を見ると1:00だった。
まだ、たったの30分しか寝てないんだよー。
大音量の中、耳栓をしてベッドに倒れ込む。耳栓なんてまったく役に立たない音量だ。アラーム、放送、アラーム、放送が繰り返される。
何度目かの放送を聞いたとき、あれ?これってのんきに寝ていてはまずいのでは? そのうち、「逃げろ!」と放送されるかもしれない。泥のように眠い体にむち打って、パジャマから服に着替えた。貴重品を入れたショルダーだけ手元に確保して、またベッドに倒れ込む。

そして大音量のアラームが止まったのは、20分くらいしてからだった。おー、ジーザス!

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