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最終修正日:1997年9月19日
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絵に描いたような団体旅行

それは寒い、さむーい93年1月の末。JTBの旅物語というツアーで中国に行くことにした。全11日間の旅である。予定ではまず北京に入り、南下してゆくツアーであったが、中国は旧正月にあたるため諸般の事情で逆回りコースとなった。上海→蘇州→西安→洛陽→北京という順になる。西安は昔の長安の都である。

団体旅行は初めてなので、今後の展開が楽しみだ。まず成田で参加者の自己紹介。添乗員さんは中国語の話せる人なので、多分中国専門なのであろう。

上海について初めての食事。中国旅行は皆で円卓を囲んで食べる。大皿がどんどん運ばれる。「あっ、ちょっと待って!テーブルにのりきらないよ!」と思っているうちに、皿の上に皿を積み上げられる。豪快だ。まだ旅は始まったばかりで、参加者はなんとなく腹のさぐり合いめいた雰囲気である。
china5.jpg蘇州の町並み(果物屋)


着ぶくれ厳禁令

"お隣の国"とはいっても、中国の緯度は日本よりだいぶ上で、とても寒いイメージがある。かなりの重装備で出かけた。人から借りた内側にボアの付いたコート、厚手のセーター、長袖シャツ、ズボン下も用意した。使い捨てカイロも数個持った。もちろん風邪薬の準備もおこたりない。ところが上海は東京よりやや寒い程度で、恐れていたほどではない。どうやら暖冬のようであった。

ツアーのメンバーを見ると、皆日本にいるときとかわりない格好をしている。ボア付きコートだけでも重そうに見えるのだが、さらにセーターを2枚も着込んだ私は、はっきり言って「着ぶくれ状態」だ。最も軽装なのが、添乗員さんである。ライナーコート(しかもあまり厚手には見えない)を着ているだけだ。旅をするうちに判明したのだが、ツアーのメンバーの多くはリピーターであった。中国の寒さがどれくらいか判っているのである。一見軽装な添乗員さんは、実はカイロを3つ下に張り付けていたそうである。なるほど、着膨れしないヒケツはこれか!

格差

china7.jpg
寒山寺
2日目は上海からバスで蘇州を見に行った。東洋のベニスとか言われる蘇州であるが、そのイメージが強い人はたいていガッカリするようである。まあ、先入観のない人でも「アラ〜」であるが。

面白かったのは蘇州へ行く途中の風景である。蘇州への道は整備されていないところも多く、北京で見るハイウェイの見事さとはだいぶ様子が異なる。(北京のハイウェイだけを見ると日本にいるのと変わりはないくらいである。)途中にある家や店は、昔からあまり変わっていないようで、果物店では果物が軒先に吊されている。中国のどこを見るかでも、印象が変わりそうだ。発展の仕方にもかなり地域差があり、所得の格差も大きそうである。

現地主義

中国のツアーは現地主義なんだそうである。観光スポットのまさにその場所に行かないと、開いているかすらわからないのだ。上海でも豫園を見るはずだったが、いざ行ってみると修理のために閉園していた。他の国なら考えられないことであろう。その日いきなり閉園したのでなければ、普通だったら前日には添乗員が把握しているはずだ。悪くても、その日の朝に電話で確認できる。

ところが中国ではことはそうは運ばない。行ってみないとわからない。そういうものなんだそうである。まあ、11日間のツアーで見れなかったのは豫園だけだったのだが...

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