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イタリア旅行記2007、今度は一人旅

Yahooに接続された携帯の謎
今回の旅の最大の謎
ローマB&B朝ごはん
ローマB&B朝ごはん。クロワッサンの下のナプキンをめくると、トーストしていない食パンが2枚現れた。

10月11日(木)

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どよんと暗い朝

昨日の夜携帯を開けたら、いつの間にかYahooにつながっていたのが

ずしッ

と重くのしかかって気分が暗い朝。今から考えていてもしょうがないが、もし1日つながりっぱなしだったら一体いくら請求されるのだろうか? ひょっとしてン十万円? しかし、ユーザが何も操作をしないで何時間もつながりっぱなしというのはどう考えても変だ。ダイアルアップでプロバイダに接続するときだって、15分くらい無操作でいると切れてしまうではないか。裁判で争ってでも払わないわよ!

動作異常だったら恐いので、ボタン操作が効かないように長押しキーを設定しておくことにした。これが後にトラブルの元になるとも知らずに。

さて、ローマのB&Bもフィレンツェと同じで、朝8:00から「ご飯下さい」と電話をするようになっている。フロントはうーさんの部屋のすぐ前の廊下にあるので、電話するよりドアを開けて「ごはん」という方が簡単なんだけどな。

電話をしてから15分待たされ、コンチネンタルで用意するのはお茶くらいなのに、なぜこんなに時間がかかるのか不思議になる。

ヴァチカン美術館の行列
ヴァチカン美術館の行列
ヴァチカン美術館の予約こちらにまとめましたのでご覧下さい。
ガイドのジョーク
平和な朝の不穏な寸劇。実際のところ、彼らはいまだにブッシュを支持しているのか、愛国心から抗議しただけなのか?

いざ、ヴァチカン美術館へ

朝ごはんに時間がかかったので、予定よりちょっと遅い9時過ぎに宿を出た。9:15にはヴァチカン美術館前の集合場所に行かなければならないので、少々あせりながら走らず急ぐ。ま、イタリアだからちょっとくらい遅れても大丈夫だろう。たぶん。

ヴァチカンの周りを囲う壁沿いはすごい行列ができていて、改めて個人予約を受け付けているサイトを発見できた我が身の幸運を実感した。個人受付ってまだ始まったばかりのようで、知っている人の方のが少ないかも。

集合場所はちょうど美術館入り口の向かい側で、ここからガイドのお兄さんに連れられてグループ入場口へ向かった。セキュリティチェックがあるせいかグループでも行列がトグロになっている。

中庭まで連れられて簡単な説明を受けた後で解散となったんだけど、システィーナ礼拝堂の「最後の審判」の説明をしているときに、「左側は天国に行く人、右側は地獄に堕ちる人、ブッシュは間違いなく地獄に堕ちるね」ってなことを...... 

タラ〜リ(°°;) みんな笑っていたけど、私も笑ったけど、内心はまったく同意だけど、まずいのでは? ここにアメリカ人はいないのか? いないわけはない。昨日も書いたように、イタリアにはアメリカ人旅行者がすっごく!多いのだ。この後彼らとガイドのヒヤリとするやりとりがあり、島国出身の、和を持って尊しとする日本人は朝から疲れたのだった。

ピエタのコピー
ピエタのコピー。すぐ間近で見られる。
ラファエロ
ラファエロの「キリストの変容」(一部)と「フォリーニョの聖母」(一部)。むっちりした天使がかわいい。

迷宮ヴァチカン美術館

前回2周したのにたどり着けなかった場所、絵画館。そこはスタートからして逆側に進まなければならなかったとわかり、一番に見学することにした。入り口にはミケのピエタのコピーが置いてあって、なかなか良くできていると間近で眺める。

お目当てはラファエロの「キリストの変容」だったんだけど、「聖母の戴冠」「フォリーニョの聖母」と3点セットで絵が飾ってあって、へばりつくように見ていたら思いの外時間がたってしまった。

絵画館を先にすると避けて通れないのは、見終わった頃はよそが

めちゃくちゃ混んでしまう

という事態。入り口近くの出口から出るなら絵画館を最後に回すこともできるが、今日はシスティーナ礼拝堂から出ようと思っているので最初に見るしか選択の余地がない。そして中は一方通行なので、流されるままに流れていくしかない。彫刻を並べた回廊を通り、ラッシュアワーの駅もかくやという地図の間を通り過ぎ、タペストリの間、ラファエロの間、現代美術の間、最後にシスティーナ礼拝堂。

システィーナ礼拝堂は自然光で見るようになっているので、前来たときの方が色が鮮やかだった。暑くて倒れそうだった前回の旅にも、その旅じゃないと味わえないナイスな点があったのだ。

最後は礼拝堂の右のドアから外に出た。左のドアは図書館に続いていて、ヴァチカン図書館はすばらしかったのでもう一度見たかったけど諦めた。礼拝堂から出ないと後が大変なんだもん。

サン・ピエトロ大聖堂
サン・ピエトロ大聖堂
昼食
リソルジメント広場で食べた昼食。見た目よりおいしかったです。

サン・ピエトロ大聖堂へ

外に出るとサン・ピエトロ大聖堂のクーポラに上る行列あたりに出る。行列はもう一つできていて、そっちは法王の墓への入場を待つ人らしい。前は行列なんてなかったのにやれやれ。ヨハネ・パウロ2世のお墓は見てみたいが、この行列に並ぶ体力はもはや残ってないわ。

ピエタの前も人垣ができていて、ガイドの説明、カメラのフラッシュで荘厳さのカケラもない。前回貸し切り状態で見たので、ま、いいか。ぐるっと一回りして外に出た。

この後コロッセオに行こうと思っていたのにすっかり疲れてしまい、リソルジメント広場からバスでラテラーノ大聖堂に行くことにした。広場の角のレストランで昼食がてらの休憩を入れ(記憶をたぐると、ここは前回ツルアネと入った店!)、81番バスの乗り場を探した。広場をぐるっと1周しても、なかった。

81番のバスルートと19&3番のトラムルート
81番のバスルートと19&3番のトラムルート
ベルニーニ「聖テレーザの法悦」
ベルニーニ「聖テレーザの法悦」。サンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会にある。
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂

誰にもお勧めしない迂回路

ないなら仕方ない。トラムで行こう。たとえ大迂回路でも。ガイドブックによると、すごく大回りだけど一回乗り換えでラテラーノへ行けるはず。

トラムは観光では行かなそうな場所をガタコン・ガタコンとゆっくり走った。今乗っている19番トラムはしばらくすると3番と並行し、最後に二つは分かれて3番がラテラーノに行く。なるべく早く乗り換えておけば安心なので、最初に3という番号を見たところで乗り換えることにした。

3のトラムが近づいてくると、トラムじゃなくてバスだった。
(3ってバスもあるんだ! 紛らわしいわね)
私を除いた人は全員それに乗り込み、一人ポツネンと取り残される。3って書いてある乗り物がもう一台少し離れたところに待機しているので、きっとあれだ。でもちょっと不安になったので待機場所まで近づいて行くと、そこに停まっていたのもバスだった。

「サン・ジョバンニに行きますか?」

yesっていうんでそのバスに乗り込む。まさか3番のトラムってバス路線になってしまったの?

バスはトラムの線路上をひた走った。

教会に食傷

途中は省略するが、とんでもなく時間をかけて最後はラテラーノ大聖堂のあるサン・ジョバンニ広場にたどり着いた。聖堂内は昨日はライトアップされてキンキラ豪華だったのに今日はひっそりした感じ。昨日は何かの撮影をしていたので、特別ライトアップだったのかな。聖なる階段っていうのが見つけられず、本堂だけ見て帰ることにした。

ベルニーニの「聖テレーザの法悦」を見にサンタ・マリア・デッラ・ヴィットリア教会に行った。小さい教会だけどバロックのバリバリこってり系装飾だ。そして最後にサンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂を見終わった頃にはすっかり教会に食傷してしまっていた。

(こ、この私が教会に食傷するとは)
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂で見学したミサがあまりに清らかだったので、俗世のものが恋しい! 清らかって疲れるのですね。白河の清きに住みかねたうーさんでした。

帰りがけにテルミニ駅で空港行きのレオナルド・エクスプレスのチケットを買い、地下街で夕飯用にピザを調達する。ずっと傘を持っていたのに今日は降らなかったか。

カフェラテ(ヴァチカン美術館で) 1.4€
昼食 11.6€
ガイドブック2冊 14€
ピザ 1.58€
バニラプリン 1.14€
レオナルド・エクスプレス 11€
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