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イタリア旅行記2007、今度は一人旅

クーポラ
リフトから降りて、これから階段上りに挑戦します。朝のもやったサン・ピエトロ。
クーポラの階段
クーポラの階段。ドームのカーブあたりの傾いた階段。
クーポラから見たサン・ピエトロ広場
クーポラから見たサン・ピエトロ広場。朝もやがねぇ。
クーポラからの眺め
クーポラからの眺め。ヴァチカンの紋章をかたどった花壇。
スイス衛兵
冬仕様になったサン・ピエトロ大聖堂のスイス衛兵。真冬はこれじゃ寒そう。

10月12日(金)

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朝一でお出かけ

7:20に起床して、日本から非常食として持って行ったグラノーラで朝食を済ませ、8:05に宿を出発。今日は朝一で

サン・ピエトロのクーポラだ!

昨日のどが痛かったので起きたときの体調次第と思っていたけど、うがいしまくりが功を奏したみたい。イタリアは公共の場が全面禁煙になったため、道でたばこを吸う人が多くて、歩いていると煙いことが多い。のどイタもそのせいだ。全面禁煙といってもテラス席は「外」扱いで吸えるようで、食事中もなにげに煙い。

せっせと歩いてサン・ピエトロに着いたのが8:35くらい。道を熟知していれば10分は短縮できそうだ。セキュリティチェックのせいかもう行列ができていた。それを済ませるとクーポラの入り口へ直行。やった! 朝早いので列の長さは5mくらい。すぐにチケットを買えて、リフトで上に上がった。

クーポラへ上がるには、(1)リフトコース、(2)徒歩コース、があるが、実はリフトコースも最後は300段の階段が待っている。でも途中で休むところがあるので大丈夫。少なくとも下から全部階段と比べたらぜんぜん大丈夫!.........

ぜーはーぜーはーゼイゼイゼイ

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ

クーポラから見たサン・ピエトロ広場とローマの街は朝もやに包まれていた。ふぅ。階段上りの汗が風で冷えてくる。くっきりした街を見るなら昼間がいいけど行列がすごい、朝は空いているけどモヤモヤ、と。

クーポラはぐるりと一周できるようになっているので、昨日迷路だったヴァチカン美術館を「ふーん、こんな風になっているんだ」と一望できる。観光客が立ち入れないヴァチカン市国の他の施設も上から垣間見れるのがちょっと嬉しい。

リフトのあるところまで降りると、そこにはトイレあり、カフェあり、みやげ物売り場あり。いたれりつくせり。うーさん実はヨハネ・パウロ2世を尊敬しているので何かほしいなと思う。しかし、ブロマイドを買っても入れておく場所はなし、冊子を買っても部屋は狭く最後は押しやられてしまう運命。冷静になってグッとこらえる。

クーポラから降りて聖堂内に寄るとやっぱり今日もすごい人だった。

ミケランジェロの「モーゼ像」
ミケランジェロの「モーゼ像」(サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会)
ペテロを縛った鎖
聖ペテロを捉えたときに縛った鎖(サン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会)

ミケランジェロのモーゼを見に

サンタンジェロ城の手前にあるバス乗り場まで歩いて40番のバスに乗り、バスでテルミニ駅、さらに地下鉄に乗り換えてカブール駅へ。どっちのホームがカブールへ行くのか分からず、近くにいたイタリア人のおばちゃんに聞く。お互いの言葉は分からないのに、こういうのって伝わるのね。おばちゃんは「1つ目よ」とまで教えてくれた。ウノは私が知ってる数少ないイタリア語の一つ。

日本の鉄道って定時制で世界的に定評があるけど、実はもっと評価されて良いのは次がどの駅なのかちゃんと表示されていることだと思うのよね。「←銀座」って具合に、電車がどの方向に動くのか書いてあるのが嬉しい。

ミケランジェロのモーゼ像はサン・ピエトロ・イン・ヴィンコリ教会に納められている。「戦う法王」と呼ばれたユリウス2世の廟墓のために作られたもので、色々な理由から当初の壮大なプランよりだいぶしょぼい墓になってしまったらしい。

コインを入れると像がライトアップされるようになっている。ただしコイン入れは右端にあり、モーゼ像の前は人垣があるので、お金を入れた人が必ず前で鑑賞できるか疑問なところ。

この教会にはペテロを逆さ十字にかけたときの鎖があって、眉唾っぽいなと思いつつも、紀元前のものがゴロゴロしているローマならそれもアリかと思い直す。

コロッセオ
コロッセオ
コロッセオの入場口
コロッセオの入場口
コロッセオ
コロッセオ
テルミニ駅のセルフレストランでの昼食
テルミニ駅のセルフレストランでの昼食

コロッセオ

ここから歩いてコロッセオに向かった。ローマパスを持っていなかったらたじろぐほどの長蛇の列ができていたけど、えへん、パス持っているから平気さ。セキュリティチェックを済ませると、ローマパス専用の入り口からスイスイ入場。

スイスイ入場できたからいいけど、長時間並んで入ったらがっくりきてただろうなぁ。確かにここは規模が大きい。でも壊れ方が激しいので、「ああ、ここで昔は××したのね」とかいう感慨を抱くのが難しいのだ。トルコでもっと良い状態の円形劇場を見たことがあるのでよけいそう感じるのかも。1階と2階をササッと1周して外に出た。

また雨!

外に出たあたりでポツリポツリと雨が降り出し(キーっ、昨日降らなかったので傘を置いてきちゃった)、すぐにザーッときた。コロッセオの軒先でしばし雨宿り。小ぶりになったところで地図を傘代わりに駅に駆け込んだ。

テルミニ駅に戻り、駅のセルフレストランで昼食を取ることにした。ここは食べ物が並んでいるあたりはすごく混雑しているけど、2階席もあって意外とくつろげる。足が痛いのでしばし休憩して、宿へ傘を取りに戻った。

疲れたので一眠りして、出かける前に受付の人にチェックアウトのことを相談する。明日は朝7時すぎくらいに宿を発ちたいんだけど、このB&Bは受付の人が8時に出勤してくるのだ。ここで問題になるのはこの建物のセキュリティの良さで、建物のドアに鍵、中が二手に分かれていてそれぞれに柵があり、その鉄柵にも鍵、エレベータで上がるとB&Bフロアに入るドアに鍵、中に入って自室の鍵って具合。滞在中はこれに部屋の金庫の鍵も加えた鍵束を持たなければならないので、けっこうな重量になる。

それの何が問題かというと、B&Bのドアは中側からはポッチを押して開けられるのでいいとして、鉄柵は内側から開けるときも鍵が必要なのだ。朝は鉄柵と建物の扉が開け放してあるので、部屋の中に鍵を入れてチェックアウトするばいいって言われたけど、一抹の不安があるのよねぇ。確かに昨日も今日も朝は鉄柵と外のドアは開いていたけど、これって絶対、必ず開いてるの?

バルベリーニ宮
バルベリーニ宮
「ヴェールを被る婦人の肖像」と「ラ・フォルナリーナ」
ラファエロの「ヴェールを被る婦人の肖像」(左、ピッティ宮のパラティーナ美術館所蔵)と「ラ・フォルナリーナ」(右、バルベリーニ宮絵画館所蔵)
カラヴァッジョ「ホロフェルネスの首を斬るユディト」
カラヴァッジョ「ホロフェルネスの首を斬るユディト」

バルベリーニ宮へ

外を見るといつの間にか晴れていたけど、念のため傘を持ってお出かけ。バルベリーニ宮にある絵画館へ向かった。バルベリーニは以前来たとき泊まったホテルのお隣にあったのに、なぜあの時入らなかったんだろう? 猛暑のせいでお昼寝タイムを取らなきゃならず、行動時間が短かったせいだっけ?

ローマパスの無料分はもう使ってしまったので(最初の2つまでが無料)、ここからは割引値段になる。5€ が2.5€ だったのは、半額になるのか定額が引かれるのか、はて?

ロッカーに荷物を入れるように言われて、慌てて財布だけ取り出す。でも鞄を持っている人がいるんだよねー。私のショルダーなんて小さいのに、何の違い?

ここで見たかったのはラファエロの「ラ・フォルナリーナ」という絵で、フィレンツェのパラティーナ美術館にある「ヴェールを被る婦人の肖像」と同一人物を描いていると言われている。でもね、私は確信した。これって違う人だよ。ま、表情が違いすぎるのは演出の違いかもしれないけど、爪の形が違うもん。小鼻のあたりも形が違うし。

バルベリーニは修復のために展示品を制限してあるし、カラヴァッジョは好きじゃないしで、ちょっと物足りなかった。しかしカラヴァッジョの「ホロフェルネスの首を斬るユディト」の眉間のしわ! 「んもう切りにくいわ。こいつの筋ってナイフに引っかかってなかなか切れないし」なんて文句言ってそう。すごーくすごーく現実的な絵だ。

お買いもの

ガイドブックに載っていたブティックに行くのに間違ったバスに乗ってしまい、慌ててベネチア広場で乗り換えた。このへんは交通量が多いのでかなり空気が悪い。苦労してたどり着いたブティックにはほしいものがなくて、コ-ラ・ディ・リエンツォ通りに移動してぶらぶら店を渡り歩いた。

なにせエールフランスの機内が寒いので、暖かい服の調達が必須。日本が暑かったのでつい半袖と七分のジャケットだけで来ちゃって、それを重ね着してもたいして効果がないだろう。店名は覚えていないけどフェミニン系のお店で素敵なブラウスを買い、ベネトンで暖かそうなジャケットを調達できた。

今日でローマパスの有効期限が終わるので、明日の移動用にメトロのチケットを買って宿に戻った。さあ荷造りだ。

サン・ピエトロ大聖堂のクーポラ(リフトコース) 7€
昼食 11€
バルベリーニ絵画館 2.5€
カフェラテ 1.2€
ジェラート 2€
ジャケット 99.9€
ブラウス 69€
メトロのチケット 1€
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