= サン・マルコ美術館 =

サン・マルコ美術館サン・マルコはドメニコ派の修道院でした。ここの見所はフラ・アンジェリコの「受胎告知」を初めとする壁画、それから修道院長だったサヴォナローラの僧房です。

サン・マルコ美術館中庭


修道院につきものの回廊をまわり、2階に上がったところに「受胎告知」があります。

フラ・アンジェリコの「受胎告知」

フラ・アンジェリコの「受胎告知」 マリアの表情が清楚で、受胎告知を素直に受け入れているようです。フラ・アンジェリコ(天使のような修道僧)は敬虔な修道僧として知られていて、キリストの磔刑を描くときには泣きながら描いたとか。

サヴォナローラこの絵は修道院長だったジロラモ・サヴォナローラ(1452-1498)の肖像です。彼はメディチ家を初めとする享楽的なフィレンツェの風潮を激しく非難し、信仰に立ち返るように訴えた人物。当時かなりの人が彼の心棒者だったようです。「虚飾の焼却」といって美術品を焼き払い、その時に貴重な美術品が失われました。

だんだん政治的な力も強め、発言もエスカレートしたため、とうとうローマ教皇アレクサンドル6世から破門されてしまいます。

それでも大きな影響力を持っていたものの、あまりに厳格な姿勢に嫌気がさした市民も出始め(田沼恋しきってことでしょうね)、「火の試練」で失敗を演じたことから市民が怒って暴動騒ぎになりとうとう拘束されるに至ります。最後はシニョーリア広場で科刑に処せられます。

= サンタ・マリア・ノヴェッラ教会 =

サンタ・マリア・ノヴェッラ教会駅からほど近いところにあるドメニコ会の教会で、マザッチョの「三位一体」という絵が有名です。ここもやはりフィレンツェに特徴的な縞々のファサードです。

マザッチョの「三位一体」

マザッチョの「三位一体」

マザッチョの「三位一体」は遠近法を使った絵ということで当時とても話題になったとのこと。実際はもうちょっと暗いんですよね。


ここは「緑の回廊」も有名ですが、別料金だったのでうーさんは入りませんでした。だって教会入場の時に一回払っていたので嫌気がさしてしまったのです。でも今思えば入っておけば良かった。でも中に入って別料金って面倒だし、気分的にも嫌じゃありません? 最初の入口で「何と何を見るからいくら」みたいに選んで払うシステムの方がずっと良いわ。


ヴェッキオ橋・ピッティ宮→

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