ルーマニア旅行記2009

8日目:5/2(土) 後半

  1. ビエルタン要塞教会
  2. シビウへ
  3. ブルケンタール博物館でがっかり
  4. うるさーいッ
  5. それからどうした?

ビエルタン要塞教会

 シビウではブルケンタール博物館を見たかったので、それの閉館時間から逆算してシギショアラを発つ時間を設定。途中ビエルタン要塞教会に寄って、遅くとも閉館の1.5時間前にはシビウの町に入れるようにした。

 さて、そのビエルタン要塞教会。実はガイドブックを見る限りではそれほど惹かれなかったんだけど、一応世界遺産だし押さえておこうか。
 実物を間近に見ると、やっぱり地味だ。良く言うと質実剛健。まぁ、オスマントルコへの防壁として築かれた教会なので、華やかではあり得ないんだけど。

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ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会 ビエルタン要塞教会

オスマントルコの襲撃に備えて防壁を固めたビエルタン要塞教会


ビエルタン要塞教会 5 Lei

シビウへ

ザクセン人の家 ルーマニア革命後多くのザクセン人はドイツへ移住してしまったそうで、彼らの住居には今ジプシーが移り住んでいるとか。
 ルーマニア北部は、門があって家は通りから少し引っ込んだところに建ててあったんだけど、この辺はザクセン人の様式で通りのすぐ際まで家が迫っている。なのに窓はしっかり閉じられていて不思議な感じ。
 人がいるのかいないのか。
 開放的な南部ドイツ人とはまったく違った気質に驚いた。

 今日もレーダーのせいで思ったより時間がかかって、シビウ到着。昨日までとはまったく違った大きな町だ。なにせ町が見えてきてから、実際に街中に入るまでにすごく時間がかかった。

Hotel Continental Forum
Hotel Continental Forum。1人だからいいけど、複数で泊まるにはどうかと思うスモークガラスのバスルーム。

 客室の金庫はあるにはあったが、どう閉めるか解説がなくて、とりあえず貴重品を持って出かけることにした。帰ってきたら使い方を聞くことにしよう。

 向かう先はブルケンタール博物館。ブコヴィナ周りにしたのでシビウ観光に使える時間がかなり少なくなってしまったため、観光先は厳選しなくちゃならない。幾つかある博物館の中でも上流階級の家具調度品が展示されているというここが、一番シビウっぽいだろう。歴史博物館や民俗博物館はよそでも見れるしね。

ニコラエ・バルチェスク通り その前に、お腹がすいたのでまずはご飯。ホテルからすぐのところに広場へと続く歩行者天国のニコラエ・バルチェスク通りがあって、レストランのテラスがでーんと出ている。うーむ、1つのテーブルに置いてあるイスの数が多くて、1人だと入りづらい感じ。どこか適当な場所がないかなぁ、ウロウロウロ。
 でもこの通り沿いはみんな同じ感じ。それなら気楽に入れるファーストフード店でもあればいいのに、他にはテイクアウトの店ばかり。

 さんざんウロウロしてようやく「ここなら?」と思った店では、お一人様お断りされてしまった。しかも、すっごく言い方が意地悪かったのでかなりへこむ。
 最終的には店内に小さいテーブルが置いてある店を見つけて食べたんだけど、すっかり疲れてしまった。

昼食
なぜかルーマニアでエッグ・ベネディクト。だって早くできそうだったんだもん。
昼食(エッグ・ベネディクト+サラダ) 24.9 Lei

ブルケンタール博物館でがっかり

 この博物館って多分この町の一番の見所なんじゃないかな。だって、G氏が「どこ見るの?」と聞きながら、私の答えを待たずに「ブルケンタール博物館?」と言ったくらいだもの。
 そんなわけで、お昼ご飯を食べてまず向かったのはブルケンタール博物館だった。
 チケット売り場には長い列ができていて、なのに係員が1人といういかにもラテンな対応。

 ようやくチケットを買って中に入ったとたん、がっくりきた。
 これって、今まで西ヨーロッパでさんざん見てきたような展示。

 ルーマニアまで来る人って、西ヨーロッパでは見られない何かを求めていると思うんだよね。歩行者天国から広場までもあまりにも西ヨーロッパ化された雰囲気だったけど、ブルケンタール博物館の展示品も私の求めていたのとはだいぶ違った。思っていたのは、フランスのランスで見たヴェルジョール邸博物館みたいな、その土地の風物を展示したもっとローカルな感じの館だったのに。

 展示が悪いわけじゃない。ただ期待していたのと違っただけ。
 町が悪いわけじゃない。ただ期待していたのと違っただけ。...なんだけどねぇ。


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シビウの大広場 ブルケンタール博物館 ブルケンタール博物館の中庭 時計塔 嘘つき橋 シビウの窓 福音教会 福音教会の子羊 民衆の壁

シビウの大広場。左半分は(i)の入っている建物、右半分はカトリック教会。


ブルケンタール博物館 13 Lei
福音教会 1 Leu
ソフトクリーム 3 Lei
プリン 0.99 Lei

うるさーいッ

 疲れ切ってホテルに戻ると、ベッドに倒れ込んだ。
 うるさいなぁ。階下から音楽のズンズンいうリズムが大きく響いてくる。起き上がるには疲れすぎていたので1時間ほど耐えていたけど、無視するには大きすぎる。いったいいつまで鳴り響いているわけ?

 フロントにうるさいから部屋を換えてと言いに行ったところ、「今日は満室なので換えられない」との返事。「いつもは静かなんですが」と役にもたたない言い訳をされた。いったいいつ静かになるのか?という質問にはmidnightとの返事だった。これ、夜中まで耐えなきゃいけないわけ?!

 大音量の音楽は1Fから階段を上がって、上の階まで鳴り響いている。ホテルって休むところよね。と思うとどうにも腹立たしくなり、気を落ち着けようと思う一方、どうにも我慢ならなくなった。体も気持ちも疲れていたからだと思う。

 自分が平常心を失っているのは分かっているんだけど、だからといってこの部屋で耐えねばならない義理はない。これがフリーの旅行ならさっさとホテルを出て行くところだ。すぐ近くにラマダ・ホテルもある。でも一応これって手配旅行よね。私がいきなり消えてもまずかろうし、代理店に代替ホテルを求めるのが筋なんだろうか?

 今日は土曜日で、今は夜。申し訳ないとは思ったけど、教えてもらったエクザクトツアーの担当さんの携帯へ電話した。

 「あの、ホテル換わりたいんですけど」

それからどうした?

 土曜の夜にそんな電話をもらったらびっくりするだろう。担当さんから「G氏には話したの」かと聞かれたので、別行動だったから話していない、フロントには自分で言いに行ったと事情説明。結局G氏がホテルと交渉することになった。交渉って、満室って言われたんだけどなぁ。これで別の部屋が出てきたら、別の意味で私は怒るよ。

花火 しばらく部屋で待つと、G氏がピンポンとやって来た。別の部屋があるので、そこで我慢できないようならよそへ移るもやむなし、とのこと。さっきフロントの人「満室」って言ったのに〜!と怒ったけど、G氏が言うには満室っていうのは本当だけど、まだ来ていないグループの人がいて、そっちの部屋を提供してくれたらしい。

 この時私は反省した。求めるものを求めるまで引き下がることなかれ。「満室だから換えられない」に引き下がっちゃだめなのだ。しかし、交渉力も必要だろうけど。

 結局上の階の代替部屋は、階段から廊下に入るところにドアがついていたため、騒音はほとんど聞こえなかった。ここに換わって夜を過ごすことになった。

 窓の外ではなぜか花火が上がっていた。