ルーマニア旅行記2009

12日目:5/6(水) 前半

  1. 朝の一コマ
  2. 朝の一コマ続編
  3. ブラン城に向けて出発
  4. ルシュノフ要塞 (8/16追加)
  5. ブラン城 (8/16追加)

朝の一コマ

朝食 7:45起床、8:10ごはん。食堂にお客は私だけ。といっても宿泊客が他にいないわけじゃなくて、さっきから廊下を行ったり来たりしている人たちがいる。ちょうど食べ終わる頃にドイツ人の集団がやってきた。

 荷造りしてからホテルの支払を先にしちゃって、銀行にお金をおろしに行くことにした。ブラショフについてすぐに行った銀行(広場のちょうど向こう側)は、ATMが「今は使えません」と表示しやがるので、その並びにある別の銀行でトライ。こっちはなぜかうまくいった。しかし、300Lei下ろそうと思っていたのに選択肢に300がなかったので200にした。足りるかな?

 ブラン城へのお迎えが来る11:00の10分前に部屋を出る。ホテルの女性が荷物を1Fに下ろしてくれたんだけど、ソファは2Fにあるのでそこで車を待つとする。1Fってドアを入るとすぐ目の前がフロントで、ほとんどスペースがないのだ。

 私が待っている間に、例のドイツ人たちがどんどん荷物を1Fのドア近くに下ろしていく。荷物を置かせてもらって観光に行くのかな?と見ていると、やがてミニバスが来て彼らの荷物を積み始めた。ちょっと不安になって1Fに目を向けてはいたんだけど、バスに乗る人たちがそこにいるから「大丈夫かな・・・」。

 さて、11:15になっても私のお迎えが来ない。
受付のお兄さんに電話してもらったら、どうやら11:30と勘違いされていたようだ。
というわけで、本日の運転手は11:30頃に「ごめんよ〜」と言ってやって来た。で「荷物は?」に、「下にあるよ」と指さして階段を下り始めると・・・

 そこに荷物はなかった。

Casa Wagnerジュニア・スイート2泊 748.8 Lei(ネットで予約、1泊90€)


朝の一コマ続編

 げー、なんで荷物ないの?!
なんか嫌な予感はしてたんだよね。だから目は配っていたんだけど、実は最初は見えていた荷物が、いつの間にかフロントのデスクの影に隠れて見えなくなってしまったのだ。

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ロビーの一角

 フロントの後ろにもお預かりキャリーバッグが2つあって、「これじゃないの?」と聞かれたけど、私のよりずっと小さい。ドイツ人グループに持ってかれちゃったんだ!
タラ〜〜タラタラタラ・・・(@_@;)

 どどど、どーしよう。そりゃ貴重品は入れてないけど、なきゃないで困るのよ。
着替えだって化粧品だって入っているんだから。
それに今まで書いた旅日記も入っているんだよ。

 いつもA4紙を1/4に切ってホチキスで数枚綴じたものを持ち歩いていて、書き終わったら新しい綴りを出して終わったものはスーツケースにしまっていたのだ。今日は列車で移動するので、撮影済みのデジカメのメディアは手荷物に入れてたけど、日記のことは迂闊だった。
 貴重品じゃないといえば貴重品じゃないけど、貴重品といえばこれ以上の貴重品はないってくらい貴重だ。

あががががががッ

 ドイツ人グループに間違って持って行かれたと分かったところで、フロントの兄ちゃんはPCのデータを調べ始め、(多分)ツアコンの携帯番号を見つけ、電話をした。
 「戻ってくるって言ってるよ」というわけで、しばらくみんなでホテルの前で待機。
 なんてこった。
 なんてこった。
 なんてこった。
あのときのんびり2Fで座ってないで、下まで下りて見張ってなきゃいけなかったのか。
 せめてもの幸いが、彼らが出発したのは10分くらい前で、まだ遠くに行っていないであろうってこと。彼らがグループで、ツアコンの携帯がすぐ分かったこと。

ブラン城に向けて出発

破れたピギーバッグ 10分前に出発した彼らは同じく10分くらいかけてホテルに戻ってきた。ツアコンとおぼしき若者が「ごめんなさいよ〜」と言って、ミニバスの荷物置きのドアを開けた。
 「どれがあなたの荷物なの?」に、「これ」と指さすと「間違いない?」ってね、間違えたのはあなたたちでしょうが。
 絶対間違いないよ、だって上が破れているんだもん。
新品なのに数日で破れてきちゃったんだもん、これ。
 こうして無事荷物は戻ってきた。

 教訓:これからは書いた旅日記も貴重品として扱うこと!

 車は予定より50分も遅れてホテルを出発しブラン城へ向かうことになった。G氏が訛りのない英語を話すんで、ルーマニアの人って訛りがないのかと思っていたけど、今日のガイド兼運転手の英語を聞くとそういうわけでもないみたい。

 「ブラン城」だけコースを頼んでいたのに、「○○や××に行かなくてもいいの?」と営業されて、お値段を聞くとギョっとなるくらい高かったので(1人だからね)、やっぱりブラン城だけコースにしておく。だって200Leiしか下ろせなかったので、無い袖は振れない状態なんだもの。

 でも途中にあるルシュノフ要塞(Cetatea Râşnov)はこれこれこれで良いよ〜と勧められて、「えー、でもお金ないの(嘘じゃありません)」と言うと「No problem」と言って連れて行かれることになった。
 No problemってどういうこと? まけてくれるの? それとも少額だから払えるでしょってこと? 過去の経験からNo problemがNo problemであった試しはないんだけど、でも一カ所増えるくらいならたとえ請求されても払えるかな。
 と、とことん追及しない日本人の悪いクセで、ルシュノフ要塞へと向かうことになったのだった。

ルシュノフ要塞

ルシュノフ要塞ルシュノフはブラショフからブラン城へ行く途中にあって、雰囲気としては「さらに見晴らしのいい、さらに大規模なビエルタン」という感じ。城壁に囲まれた中には町があって、民家も残っている。
 ガイドブックによると5000人が住めるって書いてあるが、ガイドは80の民家があったと言っていたので、一般人はだいぶぎゅう詰めになってたってこと?

 本日のガイド氏は黙っていてもフォトスポットで写真を撮ってくれるので、いきなり自分の写真が増えた。G氏は含蓄のあるガイドはしてくれたけど、写真は撮ってくれなかったなぁ。

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ルシュノフ要塞 ルシュノフ要塞 ルシュノフ要塞 ルシュノフ要塞 ルシュノフ要塞 ルシュノフ要塞 ルシュノフ要塞

城壁越しに望むルシュノフの町


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ここにもわんこが放し飼い。ノラかも。

 ビエルタンに行ったので、ここをすごく見たいとは思ってなかったんだけど、来て良かった〜 すごく眺めが良くて、規模が大きいので面白かった。どっちか選べと言われたら、間違いなくこっちに来るね。

ルシュノフ要塞 10 Lei

ブラン城

 さて、ルシュノフから車で15分くらい走るとブラン城のある町に着く。城下は観光地になっていて、みやげもの屋の露店がずらり。
 着いてすぐ、2匹の子羊(やや大きい)とかなり小さな子羊を連れている羊飼いが歩いているのを見かけた。そして車をパーキングに入れて戻ってきたところ・・・

ひとり取り残された子羊大きめの2匹が大脱走。
羊飼い、追いかける!
2匹逃げる。羊飼い、追う!
ひとり残されたのは一番小さな羊。
その子羊を追いかける野良犬!!
逃げまどう子羊。
子羊を捕まえよう(保護ともいう)とする通行人。
怯えて逃げる子羊。

子羊を追いかける野良犬というシーンが展開された。結局羊飼いは脱走羊を捕まえられたのだろうか? そして一番チビ羊は無事合流できたのかな?

 さてこのブラン城(Castelul Bran)、ブラム・ストーカーの「吸血鬼ドラキュラ」でドラキュラの住まう城のモデルとなった場所。もともとはオスマン・トルコの侵入を見張るために造られた。ルーマニアは東に位置しているため、こういう場所が多いのよ。

 ドラキュラ城として名高いけど、実はブラド・ツェペシュとはあんまり関係ない。ブラドがここに3日間滞在したと言われているが、本当なんだかどうだか。


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ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城 ブラン城の城下の露店 みやげ物

駐車場の前から見たブラン城。この辺から見るのが良いアングルだとか。


 「学生料金で買ってあげるから6Leiちょーだい」とガイドが言うので、お言葉に甘えて(?)年齢を詐称いたしました。そしてどうやら内部の撮影には別料金がかかるようなのに、それも知らず写真を撮っていた私。

ブラン城 6 Lei