ルーマニア旅行記2009

12日目:5/6(水) 後半

  1. シナイアへの旅
  2. ヴィラへ
  3. シナイア僧院

シナイアへの旅

 ブラン城を見た後ブラショフの駅へ送ってもらって、半日(というか1/4日)観光は終了。今日の車にはradar detectorがついているもんだから、飛ばす飛ばす。移動があっという間だった。そしてルシュノフ要塞に寄った分は別に加算されなかった。

ブラン城観光個人ツアー 150 Lei

 チケット売り場では英語が通じないようなことを聞いたが、ちゃんと英語で通じたし何の問題もなくシナイアまでのチケットをゲット。ただ座席指定のはずなのに、券のどこに指定されているのか分からなかったので聞いたところ、数字が書いてあるところを指されたので「数字だけでどの車両か分かるのかな」と不安になる。車両番号が書いてあるときですら、ホームのどの辺にどの車両が停まるのか列車が来てみないと分からないヨーロッパ。ひょっとして荷物を抱えて走るのか?

 ブラショフの駅前や駅構内にはレストランがないようだったので、構内にあるテイクアウトのピザを買ってベンチで食べた。

ピザ 3 Lei

ルーマニアの列車 15分遅れで列車が入ってくると、車体の横に何番から何番という具合に数字が書いてあって、「なーんだ数字だけで別れているんだ。簡単じゃん」と思って乗り込んだ先には別の乗客がいた。

 そこって私の席じゃないの?とチケットを見せると、私の車両はずっーと後方にあるらしい。あーあ、荷物を持って乗り込んじゃったのでまた下りたくないよ。といってスーツケースを抱えて車両移動も大変なんだよなぁ、と心でぼやきながら車内を歩いていたら、突然ルーマニア女性に日本語で声をかけられてびっくり。

列車のチケット
列車のチケット
車両の番号はVagonと書かれた下に表示されている。座席番号はその下の行にあるので注意。
ちなみにルーマニアでは各駅停車以外の列車はすべて座席指定。

 彼女とお連れさんは今から私が行こうとしている側の臭いに耐えかねて逃げ出してきたとのことで、どこか別の席を見つけて座った方がいいと教えてくれた。違う席に座っていてもその席の人が来さえしなければ平気とのことで、誰もいないコンパートメントに陣取ることにした。

 窓が少し開いている。くぉぉ〜閉まらない。だからみんな逃げ出したのかな。列車が走り出したら寒いかも、と悩んでいたところに、さっきの女性が誘いに来てくれたのでご一緒することになった。
 日本人の旦那さんと一家で里帰り旅行中ということで、こんなところで日本語が話せる人に巡り会うとは不思議な縁である。

 話をしながらの1時間はあっという間だった。ただし他の国ならブラショフ→シナイアは半分以下の時間で走れるだろう。列車のスピードが限りなくのろのろ。山手線の方がずっと速いくらいだ。
 シナイアに到着したと教えてもらい(車内放送もなく、駅名の表示も見えなかった)、荷物まで下ろしてもらうというお世話になりっぱなしの列車の旅だった。

列車代(ブラショフ→シナイア) 11.5 Lei

ヴィラへ

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シナイア駅

 シナイアというのは以前は貴族の避暑地だったため、そうした別荘を宿にしたヴィラがたくさんある。私が選んだVillas Complex Luciaもそういう場所の一つ(のはず)。
 別荘地なので駅前にタクシーがいるのか不安だったが、ずらりと並んでいた1台で宿へ向かった。


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(左)ヴィラの外観と(右)部屋から見える庭

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(左)ロマンチックな内装の部屋。でも部屋の大きさに対してベッドが大きすぎて、何度もベッドの角に足をぶつけてあざを作った。(右)私の泊まった棟の1階にあるリビングルーム。

 ひょっとして今日のお客さんは私だけ? だって他の部屋のドアの前には、ベッドカバーとかが入っていそうな大きな包みが並んでいるよ。朝食は1階のリビングで、と言われたけど、このリビングで1人でどうやって朝食をとるのだろうか? ま、明日になればわかるけど。

 部屋にはベランダがついていたので、鍵を開けて外に出てみると庭もなかなか素敵である。しかしあまりゆっくりしていて天気がこれ以上悪くなると困るので、この辺で外出することにしよう。

diary425.jpg 開けるときに引っかかるような気がしたベランダの鍵。閉めようとしたら、フンム!と力を入れても回らない。南京錠なので、持つところが小さく力が入れにくいのだ。フンッ!エイヤッ!ウリャ! 指が痛くなってきた。タオルを巻いてみたが、回らんよ。壊れちゃった?

 別棟にいる受付のお姉さんにSOSを出すことにした。そしてやって来たお姉さんが回すと、いとも簡単にカチャンと鍵がかかったのだった。私の力がなさすぎってことでしょうか? でも渾身の力を入れてもかからない鍵ってさ・・・

タクシー(シナイア駅→宿) 11.45 Lei

シナイア僧院

 シナイアのヴィラをウォッチングしながら、シナイア僧院までお散歩することにした。
 のだが、どこからともなく聞こえる犬の遠吠え。いや「どこからともなく」ではなく、そこらじゅうから聞こえる。こだましている。シナイアって山に囲まれた谷にできた町で、谷中に犬の遠吠えがこだましているのだ〜〜〜っ
 そして犬は放し飼い。いや、ひょっとして軽井沢みたいに捨てられた犬たちかも。

 別荘地のシーズンにはまだ早いので歩いている人も少なくて、犬に襲われても助けてくれる人がいないかも!と思うと、歩いていても恐怖感だけ。今まで回ってきた田舎の犬たちも放し飼いだったけど、おっとりしていて遠吠えなんてしなかっただけに、谷中に響く遠吠えはただひたすら怖ろしかった。


(↓サムネールをクリックしていただくと、拡大表示されます)

シナイア僧院 シナイア僧院 シナイア僧院 シナイア僧院 シナイア僧院 シナイアのヴィラ

シナイア僧院。内部の撮影は禁止されている。


 坂を下って僧院を見てからさらに下ってカロル1世通りまで出てみたけど、心惹かれるレストランがなかったので、タクシーを拾ってホテル近くのペンション兼レストランに向かうことにした。歩いて戻るにはちょっと距離があったのと、お腹がすきすぎていたのと、犬が怖かったから。ところが、そこって閉まっていたのよね。シーズン中しかオープンしないのかもしれない。

diary432.jpg 私の泊まるホテルにはレストランがないので、もう一軒近くにあるマラミ・ホテルのレストランで夕食にした。トラウトに再チャレンジしたが、ここはフォークじゃなくて魚用のカトラリーがついていたので楽勝で食べられた。

 ヴィラは無線LANが使えるはずなのに、無線が入らない。これもひょっとしてシーズン中のみのサービスなのか?!
 さすがに疲れた一日。

夕食(トラウト+ジャガイモ+パン+ジュース+カプチーノ) 32.2 Lei