ルーマニア旅行記2009

13日目:5/7(木) 

  1. シナイアへの旅
  2. ペレシュ城
  3. ペリショール城
  4. ブカレストへ
  5. クラウンプラザホテル

シナイアの朝

 7:30起床。昨日は疲れていてそのまま寝ちゃったので、朝シャワーを浴びて8:45に朝食。1Fのリビングに下りていくと(ちなみにこのヴィラのリビングはliving roomじゃなくてliving roomsだ)、1室に朝食が用意されていた。やっぱり宿泊客って私だけなのね(少なくともこの棟は)。1人客にビュッフェを用意するわけもなく、テーブルにお一人様分の朝食。

朝食リビング
今日の私の朝食。コールドミールしかなかった。ちょっとわびしくない?リビングの1室が朝食堂に

 昨日の谷にこだまする犬の遠吠えにすっかり怖じ気づいてしまい、今日は城を見たらすぐにブカレストに移動することに決める。こんなことならブラショフからシナイア日帰りにすればよかったな。片道1時間くらいなんだもの。
 10:30にチェックアウトして荷物を預かってもらい、ペレシュ城へ向かった。

Villas Complex Lucia 280 Lei

ペレシュ城

 ペレシュ城はルーマニア一美しいと言われる城で、1875年にカロル一世の夏の離宮として建てられたもの。カロル一世が誰?とは聞かないでくれ。私もルーマニア史はぜんぜん分からない。ドイツ・ルネサンス様式だそうだが、イタリアのルネサンスとは全然違った。

 まずはチケット売り場へ行く。グランドフロアだけのレギュラーツアーとファーストフロアも入ったエクストラツアーというのがあるので、エクストラの方を選んだ。せっかく来たんだから見られるものは全部見なきゃね。

(↓サムネールをクリックしていただくと、拡大表示されます)

ペレシュ城 ペレシュ城 ペレシュ城 ペレシュ城 ペレシュ城 ペレシュ城 ペレシュ城

ルーマニアで最も美しいと言われるペレシュ城。石と木のミックスされた造り。


 英語ツアーの始まるドアから入るとセキュリティチェックがあって、靴カバーをして見学するようになっている。サイズがあるのを知らなくて大きいのを履いてしまい、ハッと気づくと後方に我がスリッパが落ちている。しかも両足とも。他の客から笑われ通しだった。

 中はいろいろなスタイルの混じったインテリアで、すっごく、とってもゴージャスだった。写真が撮れないのが残念! ツアーが終わるのがあっという間だった。
 が、はて?
 これで全部なのだろうか? 
エクストラツアーって2階分の見学が含まれているのよね? 私って今1階分しか見ていない気がするんだけど。

ペレシュ城のツアー
ここはツアー方式で見学することになっていて、英語のツアーは左図のところから始まる。ドアを入るとセキュリティチェックがあって、靴の上からカバーをつけるようになっている(サイズがあるので注意)。写真を撮りたい人はここでお金を払う。チケット売り場でではないので、ご注意を。
ペレシュ城のチケット売り場と入口

 一旦外に出てしまったんだけど、どうにも腑に落ちない。なので、もう一度ツアーの始まるドアのベルを鳴らして、聞いてみた。

 出てきたガイドに怒られた。
 「さっき私が言ったじゃない」
って。あのー、でもさっき私がついて回ったガイドってあなたじゃないんですけどぉ。それから、そんなこと言われなかったよ。

 結局中に入れてもらえて、別のグループに混じってファーストフロアを見て回ることになったのだが、次のツアーのお客さんたちにガイドが「写真を撮りたい人はここでお金を払ってね」と言っているではないか!!! がーん。というと、ここって写真を撮れたのか。私が中に入ったのはかなりギリギリだったので、その前に写真の説明があったんだろう。
 がっくり。
 ここってお金を払ってでも撮りたいお部屋がいっぱいあったのに〜〜(>_<)ヽ

 混ぜてもらう英語ツアーのグループが来るのを待っていたら、確かにガイドが最後に「エクストラツアーに参加する人はどこそこで待っててね」と言っているではないか。ってことは、私のグループのガイドも最後に言っていたんだろう。聞こえなかったけど。
 一緒になったグループはどうやらみんなスペインから来ているようで、すごーく陽気な人たちだった。グランドフロアを見たときに一緒だった人たちは誰も写真を撮ってなかったけど(だから撮れないと思ってたのよ)、スペイン組はぱしゃぱしゃ撮っていて、うらやましい限り。

 エクストラツアーが終わって外に出るとすっかり青空になっていた。来たときは小雨が降っていたので、外回りの写真を撮り直してからペリショール城へ移動することにした。

ペレシュ城エクストラツアー(1・2階) 50 Lei

ペリショール城

 ペリショール城はペレシュ城から歩いてすぐのところにあって、カロル1世の狩猟用の城として建てられたもの。ガイドブックにはツアー方式で見ると書いてあったが、英語のボードを渡されて勝手に見て回ったのだった。ひょっとしてお客さんが多いときはツアーが組まれるのかも。

 外回りは木組みでかわいいけど、中は質素。ファミリー向けなcosyな別荘という感じだ。中はお金を払ってでも撮影したい、というほどではなかった。

ペリショール城

パパナシュ ブカレスト行きの列車まで時間がなかったので、近くのeconomatという宿のレストランで手早くパパナシュを食べることにした。やはりジャム+クリームは基本のようだ。味はブラショフで食べた物の方がおいしかった。

パパナシュ+カプチーノ 11 Lei

 10分くらいで早食いをしてヴィラに荷物をとりに戻り、タクシーを呼んでもらって駅に直行。1等にするか悩んだけど、2等のサロンカーは居心地が良かったし違う席に座っていても大丈夫そうなので、最初から違う席に座るつもりで2等を買う。満席になるシーズンでもないので大丈夫だろう。

タクシー(ホテル→シナイア駅) 7 Lei
シナイア→ブカレストの列車 33.9 Lei

ブカレストへ

ルーマニアの列車
ルーマニアの車両にはコンパートメントとオープンタイプのサロンカーがある。列車の種類はインターシティ(IC)、特急(Rapid)、急行(Accelerat)、普通(Persoane)があって、普通以外は座席指定になっている。どれをとっても、実は所要時間はあまり変わらない。

シナイア駅 15分遅れで列車が入ってくると、駅員さんがスーツケースをあげてくれたので、空いているところに座って快適にブカレストへ向かった。でも、やっぱり速度が遅いなー。自転車並みの時もあるくらい。

 2時間ほどでブカレスト北駅に到着。
 タクシー乗り場に向かったところで痛恨のミスを犯す。「タクシー?」という呼びかけにyesって言っちゃったんだよね。そこがタクシー乗り場だったからガードがゆるんでしまった。運ちゃん、私の荷物を担いでスタスタ歩き出し、

おーい、どこまで行くのだ?!

ってくらい離れたところへ行くではないか。
 しかもさらにゲゲッとなったのは、車体の横に書いてある3.5Lei/km。
 しまった、しまった、しまったぁぁぁ〜〜

 実はルーマニアのタクシーってkmあたりの値段がぜんぜん違う。安いものだとkmあたり1.4Leiなんてものもある。だから3.5っていうのはかなり高いのだ。ラマダホテルから空港まで乗ったタクシー以外は全部リーズナブルだったので、つい警戒心をなくしてしまった。
 時間は夕方のラッシュ時。
 ブカレストの中心はすごい渋滞。
 ホテルのHPにタクシーで35Leiって書いてあったけど、このタクシーだと倍の70Leiくらいかかるんだろうか。ゾゾゾ。メーターをにらみながら、いっそ途中で降りようかとも思ったけど、ヘタなところで降りるとその後動きが取れないので、もう腹をくくるしかあるまい。

クラウンプラザホテル

 ところが、タクシーがホテルに着くとお値段は35Leiちょうどくらい。ホテルのホームページに書いてあったのは上限のお値段だったのかも。それより安く済めばお客さんはラッキー♪と思うけど、書いてあるのより高かったら怒っちゃうもんね。

教訓:タクシーはkm毎の料金を確かめよ!
タクシー(ブカレスト北駅→ホテル) 35Lei

クラウンプラザホテル客室
クラウンプラザホテル客室クラウンプラザホテル客室

 このホテルを最終日に選んだのは、ブカレストの北の方にあって空港までわりと近いからなのだが、

失敗した〜!

 ここって周りに何もないの。
 食べるところも、見るところも、買うところも、駅もない。
 少なくとも徒歩圏内にはぜんぜんない!
 車で来ている人にはいいけど、そうじゃない人にはただ寝るだけ、食事もホテル内で済ませるしかないような場所だった。最後にブカレストの夜を楽しもう、おみやげ買おうっていうのは無理。せっかく渋滞を抜けてホテルまで到着したのに、またタクシーで中心部に戻るなんて気力も金力もないよ。

ルームサービスの夕食 そんなわけで、夕食はルームサービス。高いけど、おいしかったから、まぁいいとしよう。

 部屋にはサービスの水とティー&コーヒーがあって、ポットも用意されていて大変よろしかった。これでスリッパがあったら完璧だ。
 と思いながら、バッグから出して履いたのがミュンヘンのケンピンスキーからもってきたスリッパだった。ふかふかタオル地で質が良かったので、もらってきてずっと使っていたのだ。

 チェックインの時に明日のシャトルバスを予約したので、あとはゆっくり休むだけ。長かったルーマニア旅行もこれで本当に最後だ。

ルームサービス(豚肉料理+パン+イモ) 72Lei