ドレスデン・マイセン旅日記

Last Modified 2000.1.4

4/8(木) 午前:プラハ市内観光

午後:プラハ(12:16)via trainドレスデン中央駅(15:07)

プラハの残りの観光をしてから、ドレスデン行きの急行に乗る。昨日買った券はこちらが何もいわなかったら2等だったんだけど、2等といってもボロいわけではない。ただコンパートメントは、荷物を座席の上の荷台にあげなければならないのが大変だ。他にお客がいなければ横に置いておいてもいいのだが(男性客がいればだいたい上に上げてもらえる)。ちなみにスーツケースだと座席の下には入りません。

それにしてもヨーロッパの列車は乗るときが大変だ。ホームからはしご状のタラップをまさに「よじ登る」必要がある。重い荷物を持つ身にはきびしい。

プラハの中心部を光とすると、車外の風景は影のようだ。壁にはベルリンの壁のような落書きがあって、「こんなに土地が広いのになぜ?」っていうような団地が立っている。

ドレスデンではヒルトンに泊まった。今回の旅で一番いいホテルだ。ドレスデン・ヒルトンはけっして豪華な作りではないが、アメニティも一通りそろっていて快適だ。サービスもさすがというものだ。場所も観光スポットのまさにど真ん中にある。ホテルでひと休みしてから両替に出かけたが、どうもドイツは手数料が高い気がする。1万円かえて手数料が11マルク。ちょっと高すぎるよ。

ドレスデンの街並みはすごく飾り気が「ない」。やはり東独の名残か?


4/9(金) ドレスデン/マイセン観光

今日はS-Bahnでマイセンへ行く。所要時間は30分。ホームへの階段を上っている途中で、電車のくるホームが変更になるとアナウンスがあった。

マイセン行きのS-Bahnは2階だてでなかなかきれいで快適だ(5番線で正しかった!)。車窓から風景を眺めながらだと、すぐマイセンについてしまう。ついたところで、帰りの切符を買っておくことにした。昨日のシミュレーションでは往復切符を買おうと 「往復」ボタンを押すと、エラーが出てしまったので今日は片道を買っていたのだ。

券売機の前で、さっき瑠璃ちゃんがアナウンスの内容を確かめるため声をかけた女性に「一緒に見て回ろう」と誘われた。彼女はオーストラリアのケアンズに住んでいる。よくよく話を聞くと、実はお父さんが子供の時にドイツからオーストラリアに移住したということで、瑠璃ちゃんが彼女をドイツ人と思ったのも無理はない。

さて、マイセンは陶磁器で有名だ。マイセンがなぜヨーロッパでもてはやされたのかを私が知ったのは、実はつい最近なのだが、それはヨーロッパで最初に白磁を作るのに成功したからだそうだ。(えっ、知ってるって?)

それまで白磁といえば中国の独占だったものを、初めて成功させたのがフリードリヒ・ベットガー。彼が住んでいたのがアルブレヒト城だ(←横の写真がそれ)。実は白磁の製法をよそに漏らさないための監禁でありました。

マイセンの駅からツーリスト・インフォメーションのあるマルクト広場までは徒歩で約10分弱くらい。そこからアルブレヒト城までは坂を上がって5〜6分だろうか。アルブレヒト城はベットガーが監禁されていたというだけで、あまり見て面白いものはなかった。だた城は小高いところに建っているのでエルベ川をはさんだ町の様子が眺められる。

城のすぐそばにはDomが建っているが、ここはプロテスタントの教会なので中は超質素。正直あの入場料でこれはないでしょう。だった。

さて、マルクト広場を起点に城とは反対側にマイセン磁器工場がある。見学用の工房と陶器博物館があり、もちろんマイセン磁器も買える。工房は日本語のイヤホンガイドもあり、結構おもしろいのでお勧めだ。博物館もかなりの名品がそろっていて見応えがある。城からここまではCitybusが出ているが、歩ける距離だ。

ドイツにいられる時間はかなり短いので、マイセンばかりで時間を食っているわけにもいかず、私たちはこの後すぐドレスデン行きのS-Bahnに乗った。実は昼食をとる時間がなかったので、磁器工場から駅に行く途中の公園の屋台でハンバーガーを買った。これが屋台だというのに、その場でちゃんと調理し、お持ち帰り仕様にしてくれたので感動だった。見た目はまずそうなそのハンバーガーが、食べたら実においしかったので二重の感動だった。

さて、ドレスデンに帰ってきてからツヴィンガー宮殿の中にあるアルテ・マイスター絵画館を見たが、かなり絵が多くて見るのが大変だった。収蔵されているのもフェルメール、レンブラント、デューラー、ボティチェリ、ルーベンス、ラファエル、ジョルジョーネなど私でも知っている有名な作家のものが多い。さすがドイツだ、ふむふむ。

夜はゼンパーオーパー(正式名はザクセン州立歌劇場)で当日券を買おうと待っていたが、なんとSold Outだった。かなりたくさんの人が並んでいて、皆当日券がないと知るやがっかりして帰っていった。ちなみに当日券を買おうという人は、歌劇場の正面入り口で待つこと。夕方の6時から発売になる。しかし、当日券があるかどうかはあらかじめ分からないというのが辛いところだ。売り切れなら張り紙してよぉぉぉー!!


4/10(土) 午前:ドレスデン観光

午後:ドレスデン中央駅(14:52)via trainプラハHlavni駅(17:41)

午前中はドレスデン観光。午後3時近くのECでプラハへ戻ることになっている。

ドレスデンでは、アルベルティヌムの王家の財宝がすごい。キンキラピカピカで目がくらみそうだ。ここが一番観光客でにぎわっていて、皆一様に興奮している。さもありなんという、豪華な財宝だ。

写真とってもいいのかなぁ?と様子をうかがっていると、他の観光客がパシャパシャ撮っていた。あ、良いんだな、と撮り始めたら「 No Flash!」と怒られた。私、ヨーロッパを旅していてときどき思うんですけど、

だめならダメって書いとけよ!!!

何も表示がなかったら、良いと思うじゃないの! こっちだって規則を知っていて破ってるわけじゃない!

ヒルトンをチェックアウトして、タクシーで中央駅に行く。珍しく赤帽さんがよってきて「荷物運びはいかが?」と聞かれたので、運んでもらうことにした。今まで何度も海外旅行をしているが、ポーターを見かけることはほとんどなかった。もうポーター制度はすたれてしまったのか、と思っていたのだが、ちょっとは残っているのね。二人分で5DMだった。列車がきていれば中まで運んでもらえたんだろうが、まだ到着前だったので結局ホームまで運んでもらっただけだった。列車に運び入れるのが大変なのにS

さてプラハへのECは、コンパートメントじゃなくて日本の新幹線と同じ形式の座席だった。これは趣はないのだが、他の乗客に気を使わなくてすむので気が楽だ。スーツケースをおく場所がちゃんとあることもいい。(もっとも治安が悪いところだと、置きっぱなしにするのも不安なんだけど)

今夜の宿Diplomatまでは、ローカルバスにゆられていった。これに乗るのは2度目なので、慣れたものだ。しかも今度はバスから降りたらすぐのところにホテルがあることだし。Diplomatは部屋は狭いが、一応の設備が整っている。空港まで近いのが取り柄って感じのホテルだ。団体客が多いようで、パンがまずかったのががっかり(乾燥していたせいだろう)。

ドレスデンお勧めの店の紹介:
Kleppereck(レストラン)
Munzgasse 10, 01067 Dresden(ヒルトンホテルのすぐ横にある) 夜の食事もおいしかったが日中のデザートもナイス。
Cafe Schinkelwache(カフェ)
Am TheaterPlatz(ツヴィンガーとゼンパーオーパーにはさまれている)