EyamとWell Dressing

Eyamはピーク・ディストリクトにある小っちゃな村で、エヤムっていうよりイヤムって発音に近いようです。

ダービシャー近辺だけに伝わっているという習慣がWell Dressingで、その起源ははっきりとは分からないんですがケルトかそれ以前に遡り、教会が水崇拝として禁止したものの頑固に生き続け今日に至ります。EyamでもWell Dressingが見られます。またEyamはペスト発生でも歴史的に有名らしく、町の中にはPlague Cottageという家が保存されています。しかし1665年のGreat Plagueとか言われても日本人には何のことやら。

エヤム教会eyam08.jpg

Eyamの教会。質素ですが中は趣があります。

すぐ近くにこんなに素敵な風景が。

ペスト・コテッジ

Plague Cottage。誰々一家がいつ発病して云々という説明つき。

-- Well Dressing --

well dressingwell dressing

素材はすべてお花や葉、枝など自然のものだけを使っています。

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ちょっと拡大してみてみましょう。この部分は花びらと葉っぱでできています。

上のWell Dressingの中央部拡大。ノアの箱船。

Well Dressingの作り方:まずは木の板を2・3日川にザブンと入れておきます。しかる後に引き揚げて、濡れた柔らかい粘土で覆います。これで土台の完成。次は土台に絵のアウトラインを作っていくのですが、やり方は村によって違いがあってウールを使ったり樹皮を使ったりするそうです。最後に花などで色づけをして完成。グループで作業をしても完成までに1週間はかかるのが、粘土が乾くまでの1週間しか保たないそうです。

Eyam Moor

フットパス(中間)から見た風景。きれいですがmoorなので風が強いです。

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フットパスを登りきったところ

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Mompesson's Well(どういうご由緒だったか忘れてしまいました)

ところでこの辺はこの写真に写っているようにブロックを積み上げた柵が張り巡らされています。これって放牧をするためらしいのですが、わりと低いのでやろうと思えば跳び越えられそう。羊が自分に向かって走ってきたりすると身の危険を感じます!

2006.8撮影